2015年4月1日水曜日

沖縄の自己決定権

沖縄の自己決定権


沖縄は明治2年にヤマトに占領されて合併されるまで、五百年にもわたって独立した「琉球王国」として栄えました。明治12年廃藩置県に伴って「沖縄県」となり、王様は退位させられました▼明治政府は、琉球の言語を奪い、文化を破壊し、反抗者を拷問し、軍国日本に組み入れていきました。この一連の処置を「琉球処分」といいます▼第二次世界大戦では「日本国民」として戦い、10万人が亡くなりました。その後も自分たちの意思には関係なく、アメリカ軍基地として利用され、事実上占領されたままの状態が続いています▼前回の選挙では、基地はいらないという選挙民の強い意志が示されたのに政府は民意を完全に無視して基地を拡張しているではありませんか。沖縄には自分たちの運命を自分たちで決めるという「自己決定権」がないのです。これではなるで、ヤマトの植民地ではありませんか▼戦艦ヤマトは沈められ、朝鮮や台湾という植民地は解放されたというのに、戦後70年の今もまだ宗主国(植民地を支配した国)ヤマトは生きているのです▼宗主国ヤマトよ、いい加減で、沖縄を、いや琉球国を独立させたらどうか。そうしない限り、わたしたちヤマト民族は、心静かに寝ることもできないではありませんか。毎日毎日、激しい「反日」の叫びが聞こえてくるからです▼そうです。沖縄の叫びは、わたしには「反基地」ではなく「反日」と聞こえて仕方ないのです(S)

2013年9月8日日曜日

家畜化された日本民族

家畜化された!日本民族
今度の選挙で誰もが意外に思ったのは、投票率の低さでした。参院選で50%そこそこ、その前の東京都議選では40%そこそこであったのです。憲法が変えられるかもしれないという大切なときに、半数の人が棄権したのです。この事態を一体、どう理解したらいいのでしょうか▼昔観た西部劇で、何百頭という牛たちが、数人のカウボーイに誘導されて移動していきました。そんなことが可能なのは、家畜にはボスがいて、ほかの仲間はボスに従って移動するという性質があるからなのです▼アメリカは日本を占領するとき、「天皇というボス」を誘導すれば、日本国民は素直に従ってくる、と判断し、天皇を免責して、上手に占領政策を実施しました。つまり日本民族を一種の「家畜」とみなし、占領政策を成功させたのです▼「明治憲法」「教育勅語」に始まり、「治安維持法」で完成された、「日本民族支配体制」によって日本民族はすっかり家畜化されてしまったのです▼戦後の「人権の保障」により、一時期、日本民族は家畜化を免れたかに見えましたが、知らないうちに「人権」は軽視され、民衆の多くも投票権という大切な「権利」を放棄して「家畜化」される道を選んでしまっているのです▼このようにして日本民族は今急速に「家畜化」の道を進んでいます。「家畜化」を拒否し「人間性」を求めるのであれば、まずは与えられた「権利」を行使しなければなりません。民族のプライドが問われています(S)

2013年4月1日月曜日

長寿県・長野県

国の発表した統計によると、長野県は男女とも長寿日本一だといいます。日本総合研究所は55の指標を基に都道府県に幸福度ランキングをつけ、総合一位が長野県であったといいます。「ほんとうかなぁ」とも思いますが、まぁ一応喜んでおきましょう▼ではなぜ?どんな理由?とマスコミはかしましいですが。私たちにも「これですよ」と胸を張って言えるものは見当たりません。とりあえず、野良仕事をしているからだ、お茶を飲むからだ。とでもいっておきましょうか▼しばらく考えているうちに「あっ、ひょっとしたらこれかも」と思い当たるフシがありました。それは「無愛想」ということです。わたしは全国各地を回って、定年で故郷に帰ってみると、なんとも周りの人が無愛想なのです。挨拶をしない、言葉がきつい。商店に入っても「いらっしゃい」ともいわない。自分が嫌われているのかと思ったが、そうでもない。みていると誰にでも「無愛想」なのです▼「無愛想」を心理学的?に分析すると、悪く言えば「自分勝手」良く言えば「マイペース」ということになりましょうか。要するに「オレはオレだ。ヒトのことは知らない」という態度。融通が利かないともいえるかもしれません▼「マイペース」は確かに長生きの秘訣です。間違いありません。心臓が平均して働くからです。昔から「憎まれっ子世にはばかる」といわれたのもそのことかもしれませんね。「無愛想が長生きの秘訣とは。そんな長野県人が好きなのか?」と問われても「私自身が長野県人だ」と答えるしか仕様がありません。とにかく皆さん「無愛想でもいい、マイペースで長生きしてね」(S)

2012年12月19日水曜日

選択の基準

今度の選挙で自民党が大勝しましたが、国民は何を基準に、選択したのでしょうか。「もちろん選択の基準は政策さ」と言いたいのですが、国民が実際行動で示したものは、違っていました▼原発事故後の最初の選挙ともなれば「原発問題」が争点になるはずです。長年自民党が推進してきた原発問題がまさに俎上に挙げられているのに、その自民党が大勝したのです。憲法・TPPなど重大な問題が目白押しではありませんか。それらも今度の選挙ではどこか遠くへ退けられていました▼選択の基準は「政策」ではなく「イメージ」にあったのです。「寄らば大樹の陰」という諺がありますが、国民は「なんとなく頼りになりそう」という「基準」で選択したのだろうと思います▼むかし、戦国時代の百姓は「勝ったほう」に年貢を納めて身の安全を確保しました。武田信玄・上杉謙信どちらが勝っても負けてもその勝敗には加担せず、はたから見ていて「勝ったほう」に米を納めればよかったのです▼そんな「風習」が何百年も続くうちに、国民は勝ち負けに直接関与するのではなく、「勝ち馬に乗る」という方法を選ぶようになったのでしょう。近代国家をつくったかに見える日本民族は、実はまだ戦国時代の慣習に生きていたのです▼これは「民主主義」の原則とはちょっと違っているようです。つまり、日本には「政策で選ぶ」という本当の民主主義はまだ育っていないのです▼「日本人は周りの人が選ぶであろうと思われる人に投票する」と田中康夫氏は言っていました。日本に本当の民主主義が育つのはいつのことでしょうか。大変重い課題が国民の肩に乗っています(S)

2012年10月4日木曜日

原発事故の責任追求を

・ 酒酔い運転でくるまが学童の列に突っ込み怪我をさせたとしたら、運転手や運行責任者は裁判にかけられ、相応の刑罰に処されなければなりません。ところが、今回の福島第一原子力発電所の事故については、だれも責任が追及されていないのです。国会も検察もみて見ぬ振りを続けています。なぜでしょうか。先日の北九州での科学工場の火災に際しては、翌日に家宅捜索が行われています。小沢一郎氏も随分追及されました。しかし福島の事故はそれらの何百倍もの被害を与えておきながら、東電の役員らは平然と別会社に天下っています。 ・ 福島第一原子力発電所は、米国GE社の製品だと聞いています。もしそうなら、当然製造者責任が発生するはずです。日本のトヨタの乗用車がブレーキに不備があるとして、社長が米国に呼び出され、大騒ぎを演じたことはまだ記憶に新しいところです。これが製造者責任です。今回の福島の事故に際しても当然製造者責任が問題とされなければなりません。ところが、政府も国会の報告書もこの問題については無関心です。なぜでしょうか。 ・ 日本は本当に「法治国家」なのでしょうか。責任追及のできない「治外法権」がどこかに存在するのではないでのしょうか。検察はこれを打ち破って欲しいものです。そして健全な法治国家を樹立して欲しいものです。

2012年8月20日月曜日

この暑さはなんだろう

5~6月の地球の陸地の平均気温が、統計の残されている1880年以降の同時期としては過去最高を記録したことが、米海洋大気局の調べで分かった、という記事が出た。この程度の記事では、いまさら驚かないが、そうはいっても、昨今の日本の暑さは尋常ではない▼つい十年前までは、この諏訪地方では「暑い、暑い」といっても日陰に入ればクーラーと同じような涼しさがあった。いまでは、どこに隠れても耐え難い暑さではないか。涼しい風がなくなったのである▼地球的暑さだといってしまえばそれまでだが、諏訪湖が目の前に6千2百万トンの水を湛えているのに、涼しい風が起こらないというのは異常としかいいようがない。諏訪湖を含めた諏訪の河川水が、冷却機能を喪失したからではないか▼川や湖はもともと、人の皮膚が熱を放射するのと同じように地球を冷やしていたのだ。森林もそうだろう。それがコンクリートで覆われ、コンクリートが太陽熱を吸収し、河川や大地を暑くした。熱風が街に充満し、河川水はあたかも温泉のようになま暖かい。これでは諏訪湖の6千2百万トンも沈黙するより仕方ない▼対策は無いか。川からコンクリートをはがし、築堤に沢山の木を植えよう。そうすれば、河川水の温度が低下し、涼しい風が発生する。諏訪湖の周辺に幅20メートルほどの緑地帯を設け、ぎっしりと木を植えよう。そうすれば諏訪の平に涼しい風が吹くだろう▼地球が暑いのはCO”のせい?いやコンクリートのせいではないだろうか(S)

2012年4月1日日曜日

東電原発事故の真相に迫る(

東電福島第一原発事故の本当の理由は何か?政府は、地震と津波によって、全電源喪失状態となり、原子炉の冷却ができなかったことを原因としている。しかし、専門家の中には、地震によって圧力容器や格納容器につながる配管が損傷を受け、冷却材が喪失したことが原因であると指摘している人もいる。(元原子炉製造技術者の田中三彦さんなど)
ドイツZDFが製作した「フクシマのうそ」という番組は事故の真相に迫る内容だったので紹介する。
アメリカ側の点検主任として福島第一原発で作業していたケイ・スガオカ氏は、もともと原子炉には欠陥(蒸気乾燥機に亀裂と180度反転の取り付けミス)があったと指摘している。スガオカ氏からの告発を受け、2001年に東電が報告書を改竄していることと、このようなことを続けているとやがて重大事故が起こることを新聞で訴えたのが、前福島県知事の佐藤栄佐久さんだった。この記事により、東電の原発17機全てが一時停止となった。当時の調査委員会は、東電が以前から重大な事故を隠蔽し、安全点検の報告書でデータを改竄していたことを明らかにした。これにより東電の役員は一新され、このとき代表取締役に就いたのが現会長の勝俣恒久である。その後、佐藤知事に対する復讐が始まり、不正土地取引の疑いをかけられた佐藤さんは、2006年9月5期目の任期途中で辞任に追い込まれた。(後の裁判では佐藤さんの無罪が確定している)
もう一人、同じように原子力ムラの圧力によって辞任に追い込まれた人がいる。前首相の菅直人さんだ。菅首相は、事故直後、福島第一原発から撤退したいと内密に打診してきた東電に対し、撤退を認めず、職員を現場に踏みとどまらせている。原発事故の引き金は津波だったかもしれないが、それ以前に当然しておくべき対策をしてなかったことが問題で、事故の過失は責任者にあると菅さんは証言している。(福島第一原発は、冷却に必要な海水をくみ上げやすい場所の方が経済的という理由で、標高35メートルの場所から標高10メートルの位置へ変更して建設されている)
さらに番組は、福島第一原発4号機が地震でかなり損傷していることにも触れている。もう一度大きな地震が起これば建物は崩壊し、新たな臨界が起こる。臨界が起これば、放射能は致死量に達し、この世の終わりとなるだろうと指摘している。
最後に、地震学者の島村英紀さんが、地震の揺れ速度が、これまでの予測よりずっと速まってきていることを指摘している。原発は、加速度300~450ガルの地震が来ることを想定して設計されている。(格納容器は600ガルまで耐えられるよう設計)しかし、最近の地震調査により、加速度は、4000ガルまで達していることがわかってきた。2月に東大地震研究所は、4年以内に75%の確立で首都直下型地震が襲うと発表した。島村さんは、このような地震が起こった場合には、原発が影響を受ける確率が高いと警告している。
次の大地震がくるまで、日本人に与えられている時間はどのくらいだろうか?脱原発以外に選択肢はない。